歴史と効能のある三朝温泉

ホルミシス効果を発揮する三朝温泉

三朝温泉の歴史

鳥取県東伯郡にある三朝温泉は、およそ850年以上前に由来するという歴史ある温泉です。その由来とは、大久保左馬之祐という侍が白い狼を助けたお礼に、妙見大菩薩から温泉の場所を教わった…というもので、それ以来三朝温泉はずっと「救いの湯」として多くの人に愛されてきたのです。

ラジウム泉について

三朝温泉が救いのお湯と言われるのは、単なる伝説や言い伝えだけでなく、世界屈指のラジウム泉である、という温泉成分的な根拠もあります。

ラジウム泉とは、高濃度のラドン発するお湯のことで、身体に浴びたり、飲んだり、吸い込んだりすることによって新陳代謝を活発化させ、免疫力のアップ、自然治癒力のアップなどに役立つのです。「ホルミシス効果」などと呼ばれるラジウム泉独特のこの効果は、気管支炎や肩こり、腰痛、神経痛などなど、さまざまな症状に効果があるといわれ、療養や湯治のための温泉としても古くから人気があります。こうした温泉効果を堪能してもらうため、現在も三朝温泉にはたくさんの温泉旅館がありますが、最近はより良く温泉効果を味わってもらいたいという想いから「ラヂムリエ」という三朝温泉入浴アドバイザーも登場するようになりました。

ラヂムリエとは、ラヂウムとソムリエを合わせてつくった造語ですが、ワインのことを知り尽くしたソムリエと同じように、三朝温泉のことを知り尽くした存在として、温泉客のさまざまな質問や要望にこたえてくれます。